当社のSDGs

SDGsと天然ゴム

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略です。これは2015年国連の国連持続可能な開発サミットで定めた活動で、日本政府もこの持続可能な開発目標に力を入れています。

本来のSDGsの運動には、1貧困をなくす、2飢餓をなくす、4質の高い教育、5ジェンダー平等、14海洋資源を守る、自然破壊をなくす等もあり、さらに持続可能な経済成長と生産的な完全雇用、働き甲斐のある人間らしい生活も目標になっています。日本の会社の場合、貧困をなくす、飢餓をなくす、質の高い教育をという目標はクリアしていると思います。

ゴム材料である天然ゴムの場合は、1貧困をなくす、2飢餓をなくす、4質の高い教育、15自然破壊問題がもっと深刻です。天然ゴムの多くは、タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシアの農地、森林地帯で製造されています。実は天然ゴムの本当の原材料のゴムラテックスはどの農園からとったゴムラテックスを使ったかはトレースできていないです。どの会社、工場でベール状の天然ゴムブロックを作ったかはわかりますが、この天然ゴムは本当の原料の農園がわからないのです。農園と加工会社の間に多くのディーラーがはいっており、またラテックス、燻製前の天然ゴムシートにロット番号が入っていないので、トレースできないのです。

弊社では、採血練習キットsensitiv®で採血練習時に使用する模擬血管に天然ゴムを使用しておりました。
そこで、SDGs活動の一環として従来の模擬血管に使用している天然ゴム材料の比率削減を掲げ、製造及び販売終了するとともに後継品として、2022年1月より新しい模擬血管の販売を開始いたしました。

持続可能な世界の実現に寄与すべく、弊社としてできることに取り組み続けます