お知らせ
(済生会茨木病院)真空採血バック細タイプでの穿刺、陽圧ロック・側注の演習にご使用いただきました
採血練習キットsensitiv®(センシティブ)を開発当初よりご愛用いただいております済生会茨木病院さまにご協力いただき、演習でご使用いただいた方にアンケート実施いただきました。
アンケート結果
実施者11名(看護師歴10年以上4名、1~5年6名、1年未満1名)
ラダー別内訳 Ⅳ 4名、Ⅲ 5名、 Ⅱ 2名
続いて、具体的にアンケートに記載いただきました内容をご紹介します。
<良い点>
・実際にルートキープの練習をしているみたいでした。ほぼリアルな方法で勉強になりました。ありがとうございました。(看護師歴10年以上)
・逆血はリアルな感じだった。(看護師歴10年以上)
・準備・後片付けは、滴下用血管や接続チューブができたことで楽になった(研修ご担当講師)
<気になる点>
・血管を刺した時の弾力がないので分かりにくい。皮膚は少し硬いように感じた。(看護師歴10年以上)※こちらの方は、模擬皮膚カバー(皮下脂肪3mmタイプ)+真空採血バック(細)の高度な組み合わせによる練習を実施
・側注する際に圧力がかかるので実際の側注と比べると注入しにくい感じがあった(看護師歴1~5年)
・ペットボトル接続部の空気抜き用の穴から液がでてくることがあった(研修ご担当講師)
気になるとご回答いただきました点について
・模擬皮膚カバー(皮下脂肪3mmタイプ)+真空採血バック(細)は高度な手技の練習を模擬しております。その為、血管弾力が通常の組み合わせ模擬皮膚カバー(標準)+真空採血バック(標準)と比べると分かりにくいかと存じます。
・側注練習時に注入しにくい感じがあったことに関しまして、通常、新品の滴下用排液チューブでは注入しにくいといった現象は起こりません。滴下用排液チューブは基本的に1回使い捨てに使用をお願いしております。しかしながら、状況によっては何度かご使用されることもあるかと存じます。その場合、ご使用後そのまま放置すると接続部の穴が模擬血液等によって塞がれてしまい、次回ご使用時に注入液等が流れない、または流れに くいことが弊社の検証で確認されております。恐れ入りますが、何度かご使用される場合は使用後すくに水で洗浄いただくようお願い申し上げます。
・ペットボトル接続部の空気抜き用の穴から液がでてくることに関しまして、練習時にボトルが転倒したことはありませんでしたでしょうか。転倒した場合、空気抜き用の穴に液が付着し、その後空気が抜ける際に穴に付着した液が押し出される可能性がございます。現在、ボトル用転倒防止ホルダーの作成を検討しております。取り急ぎの対策といたしましては、練習開始前にボトル内に予め水を3分の1程度入れてから練習いただくと倒れにくいかと存じます。
みなさまからいただいたお声を真摯に受け止め、少しでも本来の演習に注力いただけるよう努めさせていただければと存じます。貴重なご意見、ご感想 誠にありがとうございます。今度も、お気づきの点がございましたらお気軽にお申し付けください。